この老境の猫は、そろそろエイリアンになる頃合いだと思い立って、すっかり用意を整えてから事にあたったのだが、どうも大元から間違えてしまっていたらしく猫でもなくエイリアンでもない、なんだかわからない存在になってしまった。 これは当の老猫にとって…
永遠の秘密を手に入れた。 私は今日この日を明月の日と呼ぶことにしよう。 今晩は土砂降りの雨なのだが。 雷鳴すら轟く荒雲の垂れ込める夜なのだが。 まさにそんな日こそが明月の日なのだ。 いつか君にその秘密について話せる日が来たらと思う。 永遠の秘密…
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